みなさん、こんにちは。
今回の読書感想文は、織学3部作の第三弾のこちらの書籍です。
織学3部作の他の書籍の読書感想文はこちらをご覧ください。
この本を選んだ理由は、ボクの業務領域を社内で広げるために優れた人材を育てる方法や、新しい組織を築く際の人材育成に対する示唆を求めていたからです。
まず、著者が社長として考えていることについて言及しているうちの一文を紹介します。
自分がいなくても回る仕組みを構築するように、日々、考えています。
この一文が、この本の真髄を表していると感じました。組織が未来永劫続いていくためには、仕組み化の考え方が欠かせないと思います。
こちらのブログでもお伝えしておりますが、ボクはシステムの運用設計という領域を専門としています。
ボクの仕事は、システムを維持していくために、誰でも必要な作業ができるように仕組みを作ること、だと言えます。
また、序章に書かれている質問の中に以下の質問がありました。
あなたの仕事を誰かが「引き継ぎ」できるか?
これに「Yes」と答えられる状況を組織として作っておくことが重要だと思います。
フラットな組織に対する一文ですが、ドキッとさせられた表現もご紹介します。
うまく動ける一部の人にとって進めやすくなるだけです。
これは、うまく動けない人を見捨てているという残酷な状況を暗示しています。組織全体の成長と発展を考える際には、全てのメンバーの力を活かす必要があることを肝に銘じておかなければなりません。
この本で最も心に響いた一文はこちらです。
あなたは、自分の会社の『企業理念』を言えますか?
改めて企業理念の重要性を感じました。組織の成長のための、仕組み化、ルール、数値化は、企業理念と密接に結びついていなければならない、そう感じました。
織学については賛否両論あることは認識しています。個人的には、三部作を通じて、組織が成長するために必要なものを突き詰めた考え方の一つとして参考にしたいと思いました。
まずは、自分の理念を持つことから実践してみようと思います。
これからもよろしくお願いします。
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