みなさん、こんにちは。
約2週間ぶりの更新となってしまいました。
復職してからようやく日々のペースを掴めてきました。
なんだか最近、父が元気になってきました。会話をしていて、以前と比べ声に力を感じますし、笑顔も増えました。そして、見た目も少し太った気がします。
その理由は、訪問介護のおかげで毎日2食食事が取れるようになったからだと推測しています。
以前のブログで父が弱っていったことをお伝えしました。
その原因は、十分な食事が取れずに弱っていってしまったのだと思われます。
家族が食事をサポートすることは重要ですが、妹やボクのように同居していない場合、毎日の食事をカバーすることは難しいこともありますね。
実は、低栄養という問題があることをご存知でしょうか。
高齢者が低栄養になる主な原因については以下のようなものがあるそうです。
- 食欲の減退:
年を取ると食欲が減る、食事や調理が面倒になることがあります。それにより、食べる量が少なくなり、必要な栄養が足りなくなることがあります。 - 歯や口の問題:
歯のトラブルや飲み込むことが難しい場合、食事を取るのが難しくなります。それが原因で栄養不足になることがあります。 - 病気や薬の影響:
慢性的な病気や薬の副作用によって、食欲がなくなることがあり、栄養を取ることが難しくなることがあります。 - 孤独やストレス:
孤立したりストレスを感じることも食事に影響を与え、栄養不足につながることがあります。
父もこれらの中で当てはまるものがいくつかありました。また、父は調理が一切できず、ギリギリ電子レンジのチンができる程度です。。。
低栄養は高齢者の健康に大きな影響を及ぼすことがあるそうです。フレイル・サルコペニア・ロコモティブシンドロームなど、様々な健康問題のトリガーにもなると言われていますし、認知症の進行を加速させてしまう可能性もあるようです。
フレイル・サルコペニア・ロコモティブシンドロームの説明について、それぞれ以下の通りです。
- フレイル (Frailty):
フレイルとは、高齢者が身体的に弱くて脆弱な状態を指します。筋力や持久力が低下し、日常の活動が困難になることがあります。怪我や病気に対しても弱く、健康リスクが高まる特徴があります。 - サルコペニア (Sarcopenia):
サルコペニアは、高齢者特有の筋肉の低下と筋力の減退を意味します。加齢によって筋肉が減り、身体の機能が低下してしまう状態です。歩行や動作が困難になる可能性があります。 - ロコモティブシンドローム (Locomotive Syndrome):
ロコモティブシンドロームは、高齢者に見られる運動器の機能低下を指します。関節や筋肉、骨などが衰え、歩行や動作が難しくなります。転倒や骨折のリスクが増えることがあります。
父の元気が回復した様子を見て、食事(栄養、カロリーの摂取)の重要性を再認識しました。そして、高齢者の一人暮らしには、食事を取らなくなっていく危険性をはらんでいることも認識しました。ですがその一方で、親の理解や子の関与といった様々な課題もあることも実体験として理解しています。
このブログが、我が家の事例を共有することで、高齢者の健康と食事の関係についてや食事に対する意識の大切さを少しでもを皆さんにお伝えできれば幸いです。
これからもよろしくお願いします。
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