システムエンジニアの介護記録

介護休暇の取得をきっかけに思ったことややってみたことを残してみる

読書感想文⑤「とにかく仕組み化」

みなさん、こんにちは。

 

今回の読書感想文は、織学3部作の第三弾のこちらの書籍です。

将来設計をする人のイラスト(男性)

 

織学3部作の他の書籍の読書感想文はこちらをご覧ください。

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この本を選んだ理由は、ボクの業務領域を社内で広げるために優れた人材を育てる方法や、新しい組織を築く際の人材育成に対する示唆を求めていたからです。

 

まず、著者が社長として考えていることについて言及しているうちの一文を紹介します。

自分がいなくても回る仕組みを構築するように、日々、考えています。

この一文が、この本の真髄を表していると感じました。組織が未来永劫続いていくためには、仕組み化の考え方が欠かせないと思います。

 

こちらのブログでもお伝えしておりますが、ボクはシステムの運用設計という領域を専門としています。

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ボクの仕事は、システムを維持していくために、誰でも必要な作業ができるように仕組みを作ること、だと言えます。

 

また、序章に書かれている質問の中に以下の質問がありました。

あなたの仕事を誰かが「引き継ぎ」できるか?

これに「Yes」と答えられる状況を組織として作っておくことが重要だと思います。

 

フラットな組織に対する一文ですが、ドキッとさせられた表現もご紹介します。

うまく動ける一部の人にとって進めやすくなるだけです。

これは、うまく動けない人を見捨てているという残酷な状況を暗示しています。組織全体の成長と発展を考える際には、全てのメンバーの力を活かす必要があることを肝に銘じておかなければなりません。

 

この本で最も心に響いた一文はこちらです。

あなたは、自分の会社の『企業理念』を言えますか?

改めて企業理念の重要性を感じました。組織の成長のための、仕組み化、ルール、数値化は、企業理念と密接に結びついていなければならない、そう感じました。

 

織学については賛否両論あることは認識しています。個人的には、三部作を通じて、組織が成長するために必要なものを突き詰めた考え方の一つとして参考にしたいと思いました。

 

まずは、自分の理念を持つことから実践してみようと思います。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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読書感想文④「数値化の鬼」

みなさん、こんにちは。

 

今回の読書感想文は、織学3部作の第二弾のこちらの書籍です。

会計士のイラスト(男性)

 

織学3部作の他の書籍の読書感想文はこちらをご覧ください。

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この本を選んだ理由は、ボクの業務領域を社内で広げるために優れた人材を育てる方法や、新しい組織を築く際の人材育成に対する示唆を求めていたからです。

 

この本のはじめにの章にこんな言葉が書かれています。

「いったん数字で考える」

 

この言葉の説明しているとボクが解釈した文章がこちらです。

数字は、「不足を見るためのもの」です。不足を埋め、次の行動を考えるための資料です。つまり、未来のための「手段」です。

不足を埋める点については、若干考え方が異なります。個人的には、「現在地を見るためのもの」だと思っています。現在地が足りているのか不足しているのかを見て次の行動を考える、そう解釈しました。未来のための手段であることについては、本当にその通りだと深く共感しました。

介護資金の確認も未来のための行動の一つだったと再認識しました。我が家の介護資金についての詳細はこちらのブログをご覧ください。

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この本で一番心に響いた文章がこちらです。

部下が稼いできてくれて、自分はどんどんヒマになる。それがまさにマネジメントのゴールです。

数値化は直接的な関係はないかもしれませんが、組織の成長には必要不可欠な考え方だと思いました。そのためのルール作りであり、数値化であり、仕組み化なのだと考えます。

 

織学については賛否両論あることは認識しています。個人的には、組織が成長するために必要なものを突き詰めた考え方の一つとして参考にしたいと思いました。

 

まずは、自分のルールに数値化を導入することから実践してみようと思います。この本にも書かれていた「自分に対する数値化の鬼」に、果たしてなれるでしょうか。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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読書感想文③「リーダーの仮面」

みなさん、こんにちは。

 

今回の読書感想文はこちらの書籍です。

 

織学3部作の他の書籍の読書感想文はこちらをご覧ください。

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この本を選んだ理由は、ボクの業務領域を社内で広げるために優れた人材を育てる方法や、新しい組織を築く際の人材育成に対する示唆を求めていたからです。

 

まず、なるほどと思った一文がこちらです。

逆説的ですが、ちゃんとルールがある会社のほうがギスギスせず、組織内の人間関係が良好になるのです。

ルールが明確に定められていることで、迷わずに行動できるようになります。個人的にシンプルで好きな考え方です。

我が家の介護設計を作成してみたのも、ボクと妹がなるべく迷わず行動ができるようにという考えからのことです。

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続いて印象的だった一文がこちらです。

リーダーがやることとして、もっとも大事なのが、この『ルールを決める』ということです。

前述の一文を踏まえ、リーダーとしての役割はこれに尽きる、そう感じました。

 

そして、一番心に響いた言葉がこちらです。

稼ぐ力を身につけさせてあげる

経営者の責任として書かれていた一文の中に含まれていた言葉です。組織を成長させていくうえで必要なことですし、そのような人材が増えていくことは社会への貢献になるのではないかとも思いました。

 

織学については賛否両論あることは認識しています。個人的には、組織が成長するために必要なものを突き詰めた考え方の一つとして参考にしたいと思いました。

 

まずは、自分のルールを決め、そのルールをしっかり守る、ことから実践してみようと思います。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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介護支援制度に助けられています

みなさん、こんにちは。

 

両親の介護を手厚くサポートしてくれている、介護支援制度について以下をご紹介したいと思います。

※ご紹介する介護制度は両親が在住している東京都北区の情報です。介護支援制度の有無については、みなさんのお住まいの地域の役所の窓口、医療機関介護施設等へご確認ください。

 

 

高額介護サービス費の制度 ※申請不要

こちらは父の在宅介護に関しての制度です。介護サービス費用について負担金の上限額が設定されており、上限額を超えた分が払い戻されます。こちらは、上限額を超えた場合に区より払い戻し申請書が届く仕組みとなっており、事前の申請手続きが不要です。実際にはまだ払い戻しは発生していないため、今後のブログでお伝えできればと思っています。

詳細は以下のリンクをご覧ください。

高額介護サービス費|東京都北区

 

介護保険施設等の食費・居住費負担額の軽減制度 ※要申請

こちらは母の特別養護老人ホームへの入所に関しての制度です。こちらは申請が必要で、施設利用における居住費と食費の負担額に上限を設定してくれる制度です。個別の診察費や備品代は自己負担になりますが、この制度のおかげで毎月の支出額はほぼ一定になり、介護資金の計画がしやすく助かっています。

詳細は以下のリンクをご覧ください。

介護保険施設等の食費・居住費負担額の軽減制度|東京都北区

 

高額な医療費がかかるとき(限度額適用認定証の交付) ※要申請

こちらは介護ではないのですが、母が水頭症を発症した際の入院と手術において利用した制度です。こちらも申請が必要ですが、毎月の入院費用の上限の設定と一回あたりの食事代の減額を受けることができました。詳細は以下のリンクをご覧ください。

高額な医療費がかかるとき(限度額適用認定証の交付)|東京都北区

 

要介護高齢者等おむつ代金助成 ※要申請

前述の母の入院期間中に利用した紙オムツ代の支援制度です。母の入院においては、そこまで大きな額では無かったですがありがたい制度でした。長期間の入院の場合はメリットが大きいだろうと思います。

こちらも申請が必要です。

詳細は以下のリンクをご覧ください。

要介護高齢者等おむつ代金助成|東京都北区

 

これらの制度はいずれも医療機関介護施設の方から教えていただきました。

自分で調べることも大切だと思いますが、お住まいの地域の役所の窓口、医療機関介護施設の方に積極的に支援制度について聞くことをお勧めします。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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読書感想文②「頭のいい人が話す前に考えていること」

みなさん、こんにちは。

 

読書感想文の第二弾はこちらです。

 

個人的に新たな学びはあまり多くありませんでしたが、再認識ができたことが多く、コンサルタントとしての自信が少し高まりました。

システムエンジニアである傍ら、最近はコンサルタントとしてお客様を支援する案件に参画することも増えております。

 

この本を読んで「自分が分からないことは話せない」ということを改めて実感しました。それゆえに、事前に理解度を高めるための努力を惜しまないことが重要なのだと理解しました。

 

以下の引用は本書では事例の会話として書かれていた一文ですが、個人的に一番心に響いたのでご紹介します。

 

足立さん、どんな仕事でも、一番偉いのは、”最初に案を出す人”なんですよ。避難なんて誰でもできる。でも、”最初に案を出す”のは勇気もいるし、なにより皆からバカにされないように一生懸命勉強しなければいけない。だから、最初に案を出すやつを尊重するのは仕事では当たり前です。

 

この言葉に深く共感しました。

勇気を出して”最初に案を出す人”になっていきたいと思います。

 

今回は介護とは直接関係の無い内容ですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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我が家の介護設計

みなさん、こんにちは。

 

今回は、システムエンジニアの目線で我が家の介護をまとめてみました。

 

ボクはシステムの運用設計という領域を専門としています。運用設計とは、そのシステムを利用するうえで、システムが導入された目的や背景を理解し、関係者の相関関係を整理し、発生する処理や業務を洗い出し、マニュアルの整備や引継ぎの実施などを行います。

簡単にまとめると、そのシステムを維持するために誰が何をするのかを考えて整理するのがボクの仕事です。

 

仕事の経験を活かして(?)我が家の介護について運用設計してみました。

整理した内容をまとめたGoogleドキュメントの資料を共有いたします。

 

運用設計書

介護方針だったり、役割分担だったり、我が家の介護を全体的にまとめた資料です。誰が何をするのかが大体わかると思います。

docs.google.com

 

運用項目一覧

我が家の介護でやらなければならないことを詳細に一覧化した資料です。役割分担も明確にしてあります。

docs.google.com

 

ご家庭の範囲内であれば何となく意思疎通が取れて自然と役割分担が決まってくると思います。時間の経過とともにご家庭内でも認識のズレが出てくるかもしれません。そのような時にこれらの資料があると、ご家庭内で立ち返ることができ、改めて認識を合わせることができるのではないかと思います。介護はご家庭ごとに異なると思いますので、カスタマイズして利用してみてください。

 

やや専門的なエッセンスも含まれていますが、少しでも参考になれば幸いです。

これからもよろしくお願いします。

 

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父の介護に至るまでを整理してみた

みなさん、こんにちは。

 

以前のブログで母の介護に至るまでをお伝えしました。

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今回は父の介護に至るまでを整理しお伝えしたいと思います。

介護のイラスト「車椅子のおじいさん」

 

と言っても、父は大きな病気をすることも無く、認知症があるわけでもなく、徐々に老化が進んでいったという状況です。

 

老化が進んだ理由は、恐らく食事量が減っていったからだと推測しています。

母が特別養護老人ホームに入所してから、父は一人で実家で生活することになりました。ボクや妹が週に1、2回は父のところに顔を出していました。妹は食事を作り数日分作り置きもし、ボクはその間を埋めるような感じで菓子パンを買って行く、そんな感じでした。

しかし、次第に気になることが増えてきました。冷蔵庫には作り置きの食事がそのまま残ったままだったり、菓子パンも開封されずに賞味期限が切れていたりという状態でした。父に食べるように言っても、食べていると返事はするのですが。。。

 

そのうち、外出が減るようになり、トイレに間に合わず下着を汚すようになりました。紙パンツにしてみたり対処はしつつも、どんどんと老化が進んでいるなぁと父のところに顔を出すたびに不安を感じていたのを思い出します。

 

そして、介護サービスに頼ろうと思った決定打は、父のお漏らしの対応をした時でした。もうボクと妹だけではもう限界だと思いましたね。

詳しい経緯についてはこちらのブログもご覧ください。

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今回の父の介護事例も一家族の経験として少しでも参考になれば幸いです。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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